残り3日で、いよいよエルズベルグの本編に突入する。
現在、5月28日の夜、翌日に控えたフライトの前に石戸谷蓮をキャッチ、エルズベルグへの意気込みを聞いた。

画像: 「5ヵ年のうち、3年目で完走を目指す」石戸谷蓮のエルズベルグロデオチャレンジ DAY -3

エルズベルグには、GNCCで感じたようなトップの世界がある

石戸谷は、元々JNCCから芽を出し始めたライダー。モトクロスを素地に持つこともあって、ハードエンデューロとは遠い位置にいたはずだが、いつのまにか自らハードエンデューロを主宰するようになっていた。
「元はと言えば、やはり太一さん(田中太一)の影響です。活躍はもちろん知っていて憧れていたんですけど、一緒にエンデューロクロスを作ろうとしていた時期に、いろんな話をされました。特に、フィニッシャーの価値や、ライダーとしてそこに進むべき価値を存分に感じることができました。僕はジャンルに固執したくなくて、オールマイティにスキルがあるライダーこそが今後の日本に必要だと思っているので、ハードエンデューロに取り組んでいます。

画像: エルズベルグには、GNCCで感じたようなトップの世界がある

2016年に、KTMジャパンから派遣されてGNCCに参戦させてもらい、その時にすごく感じたのは、今まで聞いてきたスムーズに走ること、そのことだけでは足りないのだということでした。スムーズさを極めてもレベルは上げられない、GNCCのトップは常にプッシュしているし、バンクやギャップへの当て込み方もハンパじゃなくて、これが本場のXCなんだ! と思いました。自分に足りないのは、マシンを押さえ込む力や、いつも攻め込んでいるための熱量だったんだと。

エルズベルグには、たぶん僕らがいま日本で見ることができないハードエンデューロの本当の姿があると思うんです。それをまずは肌で感じて来たい。それが1年目にやることです」と石戸谷は言う。すでにいろんなところで5ヵ年計画が語られているが、当然魔の山エルズベルグを1年で制することができるとは思っていない。

5年の意味

「2年目は、確認です。1年目で知ったことを日本に持ち帰って、消化しきれているかどうか。そして、3年目からは3年連続での完走を目指します。

5ヵ年計画ですが、5年かけて完走では遅すぎる。楽しんで乗るなら、僕は何歳でエルズベルグに来てもいいと思います。でも、結果を伸ばしていけるのは今しかないと思っている。1年で得られる経験値を最大限にアウトプットできるのは、この3年がピークだと思っています。だから、3年目でフィニッシャーを目指さないと意味がない。

特に、今年からエルズベルグはWESSの1戦に組み込まれました。このことや、マシン、エキップメントの進化は、レースのレベルをさらに押し上げると思っています。5年かけて完走を目指していたら、この進化のスピードにおいて行かれてしまうとも感じるのです」

と。大方予想を裏切る大胆な目標だけど、石戸谷はこの5年でめまぐるしい成長をしてきていて、自分でもそのメソッドを確立できていると感じている。今、この自信の中でチャレンジすることに、大きな意味があるのだ。

前夜の不安

エルズベルグロデオでは、KTMをレンタルするサービスがあり、当初はこのサービスを利用して参戦する予定だったが、今季からマシンをBetaにスイッチしていることからも、RR2T300を現地ディーラーに手配してもらったという。

画像: 石戸谷が日本で乗っているRR2T250

石戸谷が日本で乗っているRR2T250

現在、ハードエンデューロは世界レベルで2スト300ccがスタンダードだ。KTMが鳴り物入りでWESSにデビューさせたTPIは素晴らしい武器になるはずだが、Betaのトルクフルさやトライアル由来のハンドリングのよさはハードエンデューロでも定評がある。

ただし、現地で用意されているのは新車なので、キャブレーションのセッティングから煮詰める必要があり、苦労はしそうだ。

「いま一番頭を悩ませているのは、実はタイヤです。IRCのゲコタもしくはVE33sゲコタを使用する予定で空輸しているのですが、これが税関でとまってしまっていることが判明しています。おそらく現地で受け取れることはなさそうなので、すでに新品を用意して手持ちで現地へもっていくつもりです。

ウッズの中が大変そうならVE33sゲコタ、ガレに集注するならix-09wゲコタを使用します。現場で判断したいですね」とのこと。

日本から応援するには?

このOff1.jpは、僕稲垣が現地へ同行取材し、この1週間みっちり生の情報をお届けしていく予定。それに加えて、実はエルズベルグロデオは現地からレッドブルが毎年生放送を届けてくれるので、こちらで応援することが可能だ。

決勝であるヘアスクランブルは

オーストリア現地時間 6月3日 12:00
日本時間 6月3日 19:00

にスタート。

同日、G-NETの開幕戦が長野県斑尾で開催されるのだけれど

ホテルのロビーでパブリックビューイング開催が告知されている。仲間内で盛り上がってもいいし、家族で見てもおもしろい。ぜひ、6月3日19時をお忘れ無く!!

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