エルズベルグロデオは、エキップメントの進化からも目が離せない。
3年ほど前までは、ゴールデンタイヤがタイヤ、ムースともに席巻していたのに、今では群雄割拠の時代に。最大派閥はmitas。だが、今回見つけたネタはそんなもんじゃない。
スーパーソフトムース!
もう、この動画に尽きる。
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youtu.be左側が、紹介したいハードED用ムースだ。おおよそ、空気圧換算で0.3気圧くらいだろうか、とにかく材質がソフトで、低圧を実現してくれる。
開発したのは、WORLD ENDURO SUPER MOUSSEというブランド。トップライダーのポル・タレス、ミケーラ・ボシ(今回石戸谷蓮のサポートをしてくれているイタリア人)の手によるもの。
![画像1: スーパーソフトムース!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/02/1968d2a294d3eeff6e9e28a4ec7546f5971aaaaa_xlarge.jpg)
こちらもWESMの商品だが、スーパーソフトではないそうだ。最初はこれが組み込まれていた。タイヤをIRCのVE33sゲコタに履き替える際、サイズが合わなかった(元から履いていたタイヤは、140幅のFIMエンデューロタイヤベースのガミータイヤ。VE33sゲコタは110サイズ)ので会場でムースを探し求めたことが、事の発端。
![画像2: スーパーソフトムース!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/02/9bf0653a6086a98930e7a5a39dc9d4908bf34636_xlarge.jpg)
まずは、会場に出店しているmitasに相談。ラインナップには140サイズしかないが、120を出してくれた。スーパーソフトと銘打ったものは、穴開け加工済みのもの。125ユーロ也。
![画像3: スーパーソフトムース!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/02/3491e19702f1300f77f9bd2ee344ca8732fce24a_xlarge.jpg)
ところがパドックへ持ち帰ってみると、元のムースと変わらない太さ…。
![画像4: スーパーソフトムース!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/02/ae977eba7da41eda69e586fe66e74d5be8dd24bd_xlarge.jpg)
困っていると、ポル・タレスが俺のムースを売ってやると言う。それが、このスーパーソフトなWESMムースだ。
もう一度見ていただきたい。
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youtu.beこのムースを組み込み、早速石戸谷はテスト走行へ。太さはやはり140サイズなので、かなりパツパツ感がある(おおよそ0.7気圧くらいの感覚か)が、チューブに限りなく近い走行フィーリングとのこと。ガミータイヤの悩みは、パンクのリスクとの戦い。相性のいいムースがあるとすれば、最高のソリューションになるのは間違いない。