最大派閥のトランポ、ハイエースですら、夜中に会場について雨が降ってたりしたら、車中泊の準備がとってもシンドイ。全部の荷物を下ろして、ベッド作って…。そんな煩わしさを解消してくれて、しかもいろんな車に対応できる解決法が「ルーフテント」だ。
おおまかに言って2種類。ハードカバーが、便利
車のキャリアに載せるタイプで、常設型のテントのことをルーフテントと言う。早速おおまかな2種類を見て見よう。
マジョリーナ
エアトップ カップルサイズ
¥410,400
こちらがハードカバー型。FRPの屋根がポップアップするタイプで、部屋としてグレードが高い。難点は、ベッドそのものの大きさがあることだ。つまり、屋根が小さなSUVや軽には難しい。
また、FRPの屋根を持ち上げるため、ポップアップ機構がちゃんとなくてはならず、お値段も高め。
こんな形でダンパーが入っている。手で持ち上げるだけでセットアップできる簡単仕様でハイグレードなのだが…ダンパー式だと背が高い車ではしまいづらいとのことだ(前後を同時にしまう仕組みとのこと)
(右)マジョリーナ
エアランダー カップルサイズ
¥388,800
というわけで、解決策がこちら。ダンパーではなく、手回しハンドルで昇降させる。手間はかかるものの、ハイエースクラスでもしまいやすい。
コロンブス
バリアント ファミリーサイズ
¥464,400
さらにイイのがこちら。片側だけ空くタイプでダンパー式なので、組み立て容易な上でハイエースにもマッチする。
ソフトタイプは、不便な点も多いが…
オーバーランド
カップルサイズ
¥334,800
ほぼ、テントそのもので、折りたたみ式。だから、設置面積は半分で済む。
こちらのシブイ車は、ジープの名車グランドワゴニア。この手の車に積むには、最適だ。
ただし、テントなので雨に濡れるとアウトドアテントのように干したりメンテナンスが必要だ。さらにしまう時も、バタついてしまうので必ずカバーをかけてしまわなければならない。
キャンピングカーショーは、ルーフテントが増殖中
今回の取材は、いま幕張メッセで開催されているジャパンキャンピングカーショー。
ラングラーのルーフテントバージョンも。こいつでトレーラー引くのも、ある意味理想かも。