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アメリカのモトクロスシーンで面白いのは、マシンの概念が日本とかけ離れていることだ。まず、アマチュアレースでは、「リミテッド」というクラスがある。これは、モディファイを許されないクラスのこと。つまり、何も書かれていないクラスではモディファイが許されているし、スーパーミニというクラスは85ccを112ccまでスープアップすることが前提。そもそも、プロに成長するためにはストックではあく、モディファイドバイクを乗りこなせることが条件とも言われている。

画像1: ロレッタリンMX番外編、アムゾイルホンダ・下田丈のCRF250R

Honda
CRF250R #47 JO SHIMODA

画像2: ロレッタリンMX番外編、アムゾイルホンダ・下田丈のCRF250R
画像3: ロレッタリンMX番外編、アムゾイルホンダ・下田丈のCRF250R

2017年に下田はアムゾイルホンダと契約。2018年モデルでフルモデルチェンジしたため、アムゾイルホンダに所属している内に、その変更に対応する必要があった。基本、ストックで構成されているとメカニックのキャメロンは名言するものの、当然ながらエンジンはファクトリーモディファイとみて良いだろう。ファクトリーモディファイとして何がされているのかは、ベールに包まれている。

画像1: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA
画像2: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

ECUは、ボルテックスを採用。吸気口を思い切り開口しており、吸気効率はストックとは別物。

画像3: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

USヨシムラのエキゾーストも、MFJ仕様とはまったく異なる排気口の大きさ。よくエアを吸い、その分ガソリンを流し込み、よく排気をする…エンジンモディファイのベーシックな形といったら、少しおおざっぱすぎるだろうか。

画像4: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

おそらく大幅にパワーを向上していることと、そもそも乗り手の使う回転数が高いことから、ラジエターは厚みがあり上下も大きな容量のあるものに変更。

画像5: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

タンクカバーは、カーボン製を使う。

画像6: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

D'CORのシートカバーは、ウイングマークと一体感のあるもの。ノンスリップタイプで、リブ付。

画像7: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

ファクトリーコネクションモディファイのサスペンション。ノンコートでストックケース。

画像8: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

リンクはファクトリーコネクションのものにリプレイスされるが、長さはストックと同様でリンク比も変更されていないとのこと。車体姿勢も、ストックだと言う。一時期アメリカではサブフレームの加工で低重心化を狙うことが多かったが、モデルチェンジが進み、ストックマシンでも織り込み済みとなったか。

画像9: Honda CRF250R #47 JO SHIMODA

メカニックのキャメロンは、スーパーミニ時代から下田のメカニックとして働いており、アムゾイルホンダのメカニックの座も手に入れた。この先も、本人の意志としては下田をサポートしていきたいと話している。

参考:AMAエンジンレギュレーション
1. Engines (Modified Classes)
a. Motorcycles must use the crankcases of theproduction motorcycle engine. The use of sleeving,stroking or boring to change displacement classes isallowed.
(市販エンジンのクランクケースを使うこと。シリンダースリーブを使ってストロークやボアの変更をすることは許されている)
b. Any crankshaft configuration may be used (180-degree firing, alternate firing, etc.).
(クランクシャフトの形式変更は可。180度点火、あるいは他の点火に関しても)
c. Naturally aspirated engines only.
(自然吸気エンジンのみ)
e. The actual displacement of a motor must be stamped on the side of the cylinder or engine case.
(エンジンを載せ替える場合は、シリンダーあるいはクランクケースに刻印が必要)
f. The displacement of the motorcycle or minicycle may not exceed the class limit. Piston displacement specifications depend on the type of meet.
(排気量変更は、クラスのリミットを超えてはならない)
g. Piston displacement may be measured using eitherof the following formulas:(編略)

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