11月11日(月) ポルトガル・ポルティマン
第94回FIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ 競技第1日
リアル・シックスデイズ
![画像1: リアル・シックスデイズ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/ff3f012ee375d5584429d3f1e2b17e62a8c77d09_xlarge.jpg)
南米チリでの開催となった2018年大会からドラマの舞台は欧州に戻ってきた。かつてダカールラリーの舞台ともなったポルティマンの気候、地形は、しかしチリのそれにも良く似て、乾燥した砂漠、土漠が広がる大地。砂、岩、そしてダストがエンデューロライダーたちを試す。初日のルートはトータル280km、スペシャルテストは全部で7本、走行時間は8時間に及ぶ。
![画像2: リアル・シックスデイズ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/5b9710f46f9a03bcd84b27814e391f591b6cbcdf_xlarge.jpg)
ISDEでは、250〜300kmのルートを1日1周するフォーマットの年と、150km程度のルートを1日2周する設定の年があるが、今年は後者。2周目には荒れたコースを走ることになるという点で、1日1周の時よりもタフな競技になると言われているが、夕方のパルクフェルメに戻ってきたライダーの表情には、その過酷さが滲み出ているようだ。長い1日。しかし、まだ1日が終わったに過ぎない。あとまだ5日間、1200kmの走行距離がライダー、そしてチームを待ち受ける。
日本代表を、信じろ
![画像1: 日本代表を、信じろ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/76e5c472ba2f3046afa81ce56eaa8dddeb0f6dc6_xlarge.jpg)
これまで、日本代表はシルバーメダルどまりだった。本気でゴールドメダルを目指す、と宣言した2017年の鈴木健二も、1日目にしてその距離に諦観を表していた。つまり、これまでシックスデイズでゴールドを見込めた人間はいなかったのだ。
![画像2: 日本代表を、信じろ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/70ec8791876190fad9f70760a706c69a9a3338a4_xlarge.jpg)
ところがどうだ。一発目のテストで、日本人で一番最初にきた渡辺学の走りは、まさに「シックスデイズトロフィー」のスタンダードそのものだった。実際、今回は釘村がゴールドメダル圏内で1日目を終え、渡辺も当然狙える位置にいる。これからの躍進に、ぜひ期待したい。
![画像3: 日本代表を、信じろ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/847b867784c19662fbacb10ef72fd5cc3583434e_xlarge.jpg)
![画像4: 日本代表を、信じろ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/7e609d559170f048d74b6a7525393e113d9cc5ed_xlarge.jpg)
![画像5: 日本代表を、信じろ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/fe3982620541dd6610eb9aea904ac3760632d6e9_xlarge.jpg)
![画像6: 日本代表を、信じろ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/11/11/945d26340ceadb64a7f2ecbd55a342c892407c46_xlarge.jpg)