画像9: 馬場大貴、田中教世らモトクロス組が序盤猛ダッシュ
画像10: 馬場大貴、田中教世らモトクロス組が序盤猛ダッシュ

鈴木は、後半の10周〜17周を単独トップで走りきり、みごとに数年ぶりの優勝を遂げた。「スタートからうまくいきました。寒かったんで、最初はカッパ着て、手袋まで暖かいやつにして…中盤でようやく脱げましたね。久々の2ストだったんですが、サスペンションは125のままで何もあわせてなくて、柔らかすぎました(笑)。今日は楽しかったですねぇ、自分も余裕があったし、ライディングを楽しめましたよ」とのこと。

画像11: 馬場大貴、田中教世らモトクロス組が序盤猛ダッシュ

寄る年波には敵わないことを、モトクロス経験のあるライダー達は知っている。1971年生まれの鈴木はとうにアスリートとしてのピークを過ぎていて、それでも成績を落とすまいとしてきた。さらに今年は、例年よりもトレーニングをして体を作ってシーズンに臨んでいる。バイクも万全ではないと言うものの「前の日に、メインジェットを絞りました。元々、HGSの排気系にあわせたセッティングデータは持っているので…」と。ベースとなる実力が、単純に高いのだ。

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