絶好調の最終ラウンド

4日前のRd.16から下田の調子は上がっていた。トレーナーのJ・ウィップルによるアドバイスが、かなりよかったのだと言う。

「早めにコースを攻略できるのがいいんですね。僕と、ライバルたちとの関係だけを見ていてくれるので、アドバイスが的確なんです。パッシングする時のリズム、ペースを上げるときのリズムとか、パッシングポイントとか。

画像1: 絶好調の最終ラウンド

それと、前戦からフロントサスの突き出しを4mm下げました。フロントを4mm上げた姿勢です。これはフープスの対応策です。リアタイヤがいつも振られていて、安定したスキミングができないでいたのですが、この調整で安定するようになりました。このレースでも、フープスはセクストンたちとセグメントタイムでみても劣らず、勝負ポイントにすることができました」とのこと。この2戦とも、レース序盤のパッシングが早く、リードが拡大する前に順位を上げていけるのは、フープスの対策のおかげだった。

画像2: 絶好調の最終ラウンド

ヒートレースの出来もよかった。「スタートの出だしはよくなかったですね、ジャレク・スウォルに前に出られてしまっていました。でも、1コーナーでインを締め、2コーナーに入る前に右よりに移動してインをとるラインを組み立てられたことで、結果的に前に出ることができました。いつものメインイベントと同じレベルのレース(編注:東西混走のシュートアウトなので、予選のヒートレースはイーストのメインイベントとほぼ同メンバー)で3位に入ることができて、これがよかったのです。メインイベントで3位を目標にしていたので、嬉しかったんです。とはいっても、名目上ヒートレースなんで、ミニ3位みたいな感じですね(笑)」と、メインイベントへモチベーションを思い切り高め、最高潮の状態でスタートラインに立つことができたのだった。

いつもよりレベルの高いメインイベントで

スーパークロスは、予選のヒートレースと決勝のメインイベントでは、トップライダーの密度が異なる。下田は、Off1のインタビューでも「ヒートレースより、メインイベントのスタートは、あたりが強い」とコメントしている。レベルが上がれば、スタートのあたりは強くなる。これはモトクロスの常である。東西混走シュートアウトの最終戦は、トップライダーの密度が2倍。だから、メインイベントのスタートは半端じゃない。

「レースがおわったあとにバイクをみたら、サブフレームが傷つきまくっていたり、プラスチックがなかったりしていました。1コーナーでは、ヒジや前タイヤが当たるのが当たり前ですよ。ずっとどこかが1コーナーを曲がってる間、当たってる感じです」と下田は言う。スタートを抜け、2ラップ目ではフェランディスのリアタイヤがヒットして転倒。最後尾へ落ちてしまうが、赤旗中断で救われる。「うわっ、やべぇって…思いました。2回目のスタートは、あまりよくなくて、ミッドパック(中盤くらい)でしたよね。11番手くらいかな、サインボードが出るまで全然わかりませんでしたが、とにかく絶対10番位内に入るんだという気持ちが強かったです。9番手に上がってから、前はジャスティン・クーパーで、最初の10分くらいは食らいついていけたんですが、かなり速くて少しずつ離されてしまいました。気温も暑く、タフでした。最後もう一度チャンスはあったんですけどね。シュートアウトは、いつもり層が厚いです。

後ろには、クリスチャン・クレイグがいましたが、クレイグには絶対負けたくなかったです。やっぱりチームメイトには負けたくないんです。チームで一番おそいやつ、にはなりたくない(笑)」と下田。荒れた1日だった。ライバルのピアース・ブラウン、チームメイトのハンター・ローレンスがLCQで脱落している。下田は、この乱戦をサバイブし、ランキング3位をものにしたわけだ。

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