騒音、環境問題など、コンプライアンスが叫ばれる世界中でE-MTBが注目を集めています。こいつなら、音は出ないし、土をかっぽじることもあまりありません。電動で上りもラクだから、誤解を恐れずに言うなら、もうほとんどバイクに近いわけです。さて、このたびリリースされたのは、既存のクロスカントリーモデルYPJ-XCよりも、さらにダート成分多めのYPJ-MT Pro。27.5インチ、XT11sコンポ、160mmフロントサス×150mmリアショックのスペックは、MTBで最も重装なダウンヒルカテゴリー一歩手前の超絶指向! そう、これを待ってたんですよ!
新開発「YAMAHA Dual Twin Frame」を採用
![画像1: 新開発「YAMAHA Dual Twin Frame」を採用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/39e1af5152228ad0b1820a7dedc764aa58df1df5_xlarge.jpg)
メインフレームの上下がそれぞれ2本に分かれた構造のYAMAHA Dual Twin Frameを新たに開発。2本のトップチューブの間にリヤサスペンションを配置することでシート高、スタンドオーバーハイトを抑えることで、低重心化に貢献し足つき性も向上しています。
![画像2: 新開発「YAMAHA Dual Twin Frame」を採用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/4c0801468fb67a0ebeb218c975bce02a5ed6ba41_xlarge.jpg)
![画像3: 新開発「YAMAHA Dual Twin Frame」を採用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/4e100c08c82824de5272bfce2c29212aa6869f99.jpg)
下部のダウンチューブはバッテリーを挟み込むレイアウトにすることで剛性を確保し、重量バランスの最適化、操縦性・取り回し性の向上に貢献しています。
東京モーターショーでお目見えしていたプロトモデル
![画像1: 東京モーターショーでお目見えしていたプロトモデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/464115d6ab6e8b934558b25dedeb73312a54869e_xlarge.jpg)
実は、このYPJ-MT ProのプロトモデルとみられるMTBが、2019年の東京モーターサイクルショーで展示されていました。こちら、名称はなんと「YPJ-YZ」。まさに我々ダートバイク乗りには馴染みの深い、YZにインスピレーションを受けてツインチューブでフレームを制作。
![画像2: 東京モーターショーでお目見えしていたプロトモデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/f00d5ece5dde94ee802965fcf03715a2a00fa68e_xlarge.jpg)
![画像3: 東京モーターショーでお目見えしていたプロトモデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/c60ee6b465759dc1a9a744a738881425217b08a6_xlarge.jpg)
YPJ-MT Proとうり二つの構造。ダウンチューブでバッテリーを挟み込むスマートな解決策も踏襲されています。
![画像4: 東京モーターショーでお目見えしていたプロトモデル](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/07/30/4a5bb5215b99ffda735a7e8e108f04a2d7b08e6f_xlarge.jpg)
YZの開発目標である、マスの集中化を自転車で再現するとこうなった…と開発も語っていました。