第3戦ほうのきに続き、ビッグなライダーが揃ったJNCC第4戦、神立(かんだつ)。JNCC初開催となる神立スノーリゾートは、新潟県ではあるものの、関越自動車道で関越トンネルを抜けたすぐ先、苗場や湯沢にほど近く、都内からのアクセスはすこぶる良好だ。そんな神立ステージにも前戦でのチャンピオン渡辺学と熱いバトルを繰り広げたことが記憶に新しい熱田孝高が参戦! さらに小池田猛もスポット参戦し、注目度の高い大会となった。
画像7: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

2番手には熱田、3番手に馬場、そしてここにはいないが4番手に小林雅裕が入った。COMP-AA2は鈴木涼太、LGD(レジェンド)クラスは接戦を制して佐藤正和が優勝。COMP-Aクラスは大橋銀河、COMP-Bに雨宮俊輔、COMP-Rは須藤克幸。

画像8: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

今回ただ一人、渡辺を苦しめた男が、熱田だ。とにかくハイスピードなレイアウトの神立は、ベストコンディションに恵まれたこともあり、休みどころのない体力勝負なレースになった。

画像9: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

熱田孝高
「前回のほうのき大会を走らせていただいて、とても楽しかったのと、マナブ(渡辺)に負けて悔しかったので、また出てみようと思いました。THSレーシングさんが声をかけてくれたのも大きかったですね。

マナブがやっぱりすごく速くて、また負けちゃってどうしようかな、と。ほうのきからバイクはタイヤを変えただけでそのまま来ちゃったし、今度はもうちょっとバイクを煮詰めて全開でいかないと勝てないですね。特にガレが難しくて何回もミスしちゃって。ミスらないもの勝ちかな、という印象ですね。

中盤、給油のタイミングでちょっと追いついて周回チェックのところでマナブとのタイム差が20秒って出ていたので、かなり気合い入れて攻めてみたんですけど、次の周で25秒って出て、"え、これで離されるの!?"って。そこでかなり精神的に参ってしまいましたね。残りも出られるところは出ようかな、と思います!」

画像10: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

スタートでホールショットを決め、ゲレンデを一番に駆け上がったのは馬場。レース前半は元チャンピオン小池田、後半は小林の猛攻を塞ぎきり、渡辺、熱田に続く3番手をキープした。

画像11: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

馬場大貴
「今シーズン初ホールショットでスタート出られて、このまま行ってやろう、と思ったんですけど、思った以上にマナブさん(渡辺)と熱田さんが速くて。前半に小池田さんとバトルしてて疲れてしまって、中盤からは完走目標に切り替えてしまったんですけど、そこからはぐんぐん離されて、初めてラップされてしまいました。

次の広島はもうちょっとコースが難しくなると思うので、熱田さんとはもうちょっと戦えるようになるかな、と。でも健二さんが帰ってきますし、マナブさんも上手いので、スタートでうまく出て、先行逃げ切りで勝ちを狙います」

画像12: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

COMP-AA2クラスの鈴木涼太はルーキーイヤーにして3勝目をマーク。総合で9位につけた。「今回はレースがスタートしてから自分が全然乗れていないことに気づき……。前回のレースで転んで怪我してしまったので、今回はとにかく怪我しないように気をつけて、次のレースで上位を狙えるようにと思って走りました」

画像13: 慣れない2021年式のYZ450FX 「デビューウィンしなくちゃ意味がない」

久々に出場した小池田は中盤まで4位につけ、馬場に迫るシーンもあったが、後半はスタミナ切れか小林、大橋にパスされ総合6位。とはいえレース前には「全然バイクに乗ってないんです」と笑っていたのだから、それでこの走りはさすがの一言だろう。残念ながら次戦以降、また来年の参戦予定も「すべて未定です」とのこと。

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