宇宙一難しいと自称、世界でも最難は間違いが無いハードエンデューロレース、エルズベルグロデオ。過去には田中太一や矢野和都、水上泰佑らが参戦し、2018年からは石戸谷蓮も挑戦を発表。しかし未だ日本人完走者は田中太一ただ1人だけ。今日は、この凶悪なコースに、鈴木健二が参戦するという速報をおとどけしたい。今年は「G-netがメインレースです」と宣言しており、G-netシリーズランキングでは現在トップ。JNCC、JECでもチャンピオンを取るその圧倒的な走りがついにエルズベルグの扉をたたく。

そもそもエルズベルグロデオって?

エンデューロと総称される耐久オフロードバイクレースのうちでも、難しさを売りにしたものをハードエンデューロと呼ぶ。エルズベルグロデオは、まさにそのハードエンデューロの頂点として君臨しているオーストリアのレースだ。なんせ、会場では500人のライダーが崖に向かって突撃し、続々散っていく。知らない人から見たら、ただの滑落事故だ。

そして、このレースのさらにすごいところは、「宇宙一タフ」と言われる通り、1500台の予選から500台の決勝参加者が選抜され、決勝で完走できるのは例年10名ほど。年によっては、5名ということもあった。このレースに完走することは、まさに「超人」であることを証明する。

画像: そもそもエルズベルグロデオって?

エルズベルグの数字

観客動員数は、45000人。4日間、1500人のコンペティターが40カ国から集まり、4500人が参戦の選考から漏れる。スタッフは800名、200名のガイドに、100名のエマージェンシースタッフが待機。ジャーナリストは250名が来場する。3つあるパドックは、10000台は駐車する。

なんだたったそんなもんか、と思うことなかれ。

画像1: エルズベルグの数字

この45000人の観客の濃さが尋常ではないのだ。

ダカールでは現地住民がずらーっと数十キロにわたり絶え間なく連なるけれど、45000人全員がエンデューロを見たい超コアな観客で、勝手な予測をするとそのうち40000人はエンデューロをしていると思う。ここに集まっているのは、一般人ではない。明らかにコアなハードエンデューロ野郎ども。だから、熱量が半端じゃない。むさ苦しいこと、この上ない。

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