オフロードライダーなら一度はIRCタイヤを履いたことがあるのではないでしょうか。特にエンデューロでは「困ったらVE」なんて言葉も生まれるほど多くのライダーから愛用されています。そんなIRCが新タイヤ「GP-22(17インチ)」の発売を記念して「IRCキャンプツーリング」を開催しました。名前だけ聞くとOFF要素が無いように聞こえますが実はこれキャンプ(林道)ツーリングだったのです。

絶対に転べない、傷一つ許されないプレッシャー

このイベントには参加車両条件があり、カブシリーズまたはグロムのみ+IRCタイヤ装着。Off1編集部ではクロスカブを所有しているので、これで行くのかと思っていた矢先のこと、編集長のジャンキー稲垣がハンターカブを購入。つまり僕は納車して翌日の取材だったのです。「傷があったら給料カットするね」とジャンキーに言われていたため内心ビクビクで乗っていました。もちろん転んでないですよ!

25歳、福島の地で迷子

ここからは僕の奮闘記になります。
イベント終了後、「スタッフみんなで近場の林道へ行きませんか」の声に誘われおかわり林道へ…。

ここからは完全にプライベートという事もありみんなペースが速い、速い、速い。というか、僕が非常に遅い。それもそのはず、イベントの林道以上にハードな道を進んでいくんですもの。僕の脳内には常に「傷がついたら給料カット」の言葉がよぎる。

「ワタナベくん遅いよー!」という声もありましたが新車のハンターを死守するべく必死についていきます。気づくと前のグループの姿が見えない。あれ? と思ったがカブで行ける林道だし道だって分かるでしょと安易な考え。これが僕の失敗だった。

前の集団とはぐれ完全においてかれ迷子になってしまった。
減るスマホのバッテリー、入らない電波、降り出す雨、迫る日没、そして孤独。エンジンを止めて耳を澄ますも聞こえてくるのは風が吹く音だけ。

ダメ元でナビを開いてもこの画面。とりあえずスクショは撮ったものの地図変わりにはならず…

もうここまで来たら恥など無いなと思ったので大声で「誰かーーーー!!!!!」と叫ぶも応答は無い。いつも便利なスマホも電波が無ければ役には立ちません。

なんだかんだで下山し、車に戻ったのはもう日暮れ…。あまりにも帰りが遅い僕は探しに行こうかと思っていたと言われ平謝り。次は迷子にならないようにしますと反省したワタナベでした。

真冬じゃなくて本当にヨカッタ…。この後に入った温泉の幸せ度たるや格別でした。

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