オフロードバイクは、いま剛性を下げていく長いトレンドの最中にある。サスペンションの進化や、材料研究によって、この剛性バランスの最適化は年々進んできたのだが、ハンドルにもその余地があった。テーパーハンドルが登場して以来、大きな進化のなかったハンドルだが、ここにきて階段を一つ上った感がある。それが、ISAが放つ「内外テーパー形状」である。
![画像1: 剛性をハンドルでチューニングする発想。メイドインジャパン、匠がなしえたISAのニューハンドルを試した](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/19/70b861c83ee89a6c8c46aa52fb91c311c8b08fe3_xlarge.jpg)
ISA
TAKE YOUR MARKS
¥18,700
サンデーライダーならば、コーナーの怖さが和らぐ
![画像1: サンデーライダーならば、コーナーの怖さが和らぐ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/19/5b9ad3f6bc0367790a4ae255e5cb2e045070ef67_xlarge.jpg)
早速、KTMの125SXに「ISA 05」品番のTAKE YOUR MARKSを装着して試乗してみた。KTM純正形状と同じで、内部テーパー角が深くエンド部分の肉厚が2.5mmのタイプ。テーパー角が3mmのタイプもラインナップされている。比べたのは、KTMの純正ハンドルであるNEKEN製テーパーハンドルだ。前もってNEKEN製のハンドルで走り込み、腕が上がり始めたくらいのタイミングで交換してみた。