KTMのニューミドルアドベンチャー、890 ADVENTUREがドロップした。790はオフロード仕様のRしか乗ったことがないのだが、今回は890の無印を試乗できたので、サンデーライダー目線でインプレッションをお届けしたい。旧モデルである790 ADVENTURE Rはアフリカツインやテネレといった国産アドベンチャーモデルに比べて高いオフロードの走破性を誇っていただけに、いやが応にも期待が高まる。
890 ADVENTUREのラインナップは全部で3種類。オフロード特性に大きな差がある
![画像1: 890 ADVENTUREのラインナップは全部で3種類。オフロード特性に大きな差がある](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/26/b7ada891129e6c2a9ca99dcfc8da16eb94594f61_xlarge.jpg)
まずはこちらが890 ADVENTURE R RALLY。全世界限定700台のプレミアモデル。フロントサスペンションはWPのXPLOR PRO、アクラポビッチのマフラー、フラットなレーシングシートを装備。シート高910mm、最低地上高303mm、サスペンションストローク前後270mmという本気中の本気マシンだ。
![画像2: 890 ADVENTUREのラインナップは全部で3種類。オフロード特性に大きな差がある](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/26/09195800ec917fd2288412d92279f02349a9535b_xlarge.jpg)
次にこちらが890 ADVENTURE R。フロントサスペンションはWPのXPLOR-USDのΦ48mm。シート高880mm、最低地上高263mm、サスペンションストロークは240mm。そしてオフロードタイヤを装着し、アップフェンダーになっている。
![画像3: 890 ADVENTUREのラインナップは全部で3種類。オフロード特性に大きな差がある](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/26/01ed797ab5cb65835b51dfc1c319c37c47d0e9a6_xlarge.jpg)
最後にこちらが今回試乗した890 ADVENTURE。サスペンションはWPのAPEX 43。シート高850mm(830mmに調整可能)、最低地上高233mm、サスペンションストロークは200mm。タイヤも比較的オンロードに近い物が装着されている。はっきり言ってしまえば、3種類の中では最もオフロード特性の低いモデル。