シートの前に座れば、バイクの中心
![画像1: シートの前に座れば、バイクの中心](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/01/acbd60727f2e9240e69b00fde4b6929cdff69daa_xlarge.jpg)
まずは座る位置。
小方選手
「オフロードバイクは車体の中心がシートの前にあるため、座る位置はシートの窪みの部分ではなく、できるだけ前に座ります。シートの窪みに座ると体重が後ろにかかりすぎ、フロントサスペンションが沈みません。『ちょっと前すぎるかな?』と思うくらい、お尻がずり落ちてくるくらいの位置がちょうど良いですよ。この位置に座るとフロントサスペンションが沈み、フロントタイヤにトラクションがかかるので、フロントが滑りにくくなるんです。また、少し滑ってしまっても、自分が車体の中心にいれば対処しやすいのも、シートの前に座る理由です」
![画像2: シートの前に座れば、バイクの中心](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/01/1fc3f2ce34bb8723b80b876e1c13ce4d50bd32bb_xlarge.jpg)
次にバイクの支え方。
小方選手
「膝でバイクを安定させるニーグリップはオンロードバイクと同じで、膝でシュラウドを挟みます。そしてコーナリングで足を出す際はシュラウドに膝をつけながら足を出します。シートの前寄りに座るようにするとコーナー以外でも自然と膝がシュラウドに付くので、そこからつま先を出せば良い、という感じです。(バンク角が浅いなら)つま先は力を抜いてプランプランしている状態でもよく、意識は膝に向けます。足が開いてしまっていると支えがないためバイクを倒しにくく、うまく曲がることができませんが、膝の内側でシュラウドを支えることで、足も楽になるしバイクも安定しますよ」
![画像2: やっぱり飛びたいマコチンレッスン vol.1「自然なスタンディングフォームを身につける」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/01/9a7222d22c887beeaee56ec8f970b83391cdb252_xlarge.jpg)
NG
![画像3: やっぱり飛びたいマコチンレッスン vol.1「自然なスタンディングフォームを身につける」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/01/54a40095d6b51679afec831a317567cc8c3f5c7e_xlarge.jpg)
OK
小方選手
「そしてステップを踏む足の位置も重要です。亜美さんはステップの外側に足を置いていたのですが、それだとバイクが安定しません。なるべくステップの内側、くるぶしが車体に付くくらいの位置に足を置いてください。また、踏む位置は土踏まずから母指球の間。これは後でスタンディングをする際に重要になってきます」
![画像4: やっぱり飛びたいマコチンレッスン vol.1「自然なスタンディングフォームを身につける」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/01/b02b17b77d2c96c48d38c18c48fedf0d8d99cfcd_xlarge.jpg)
Before
![画像5: やっぱり飛びたいマコチンレッスン vol.1「自然なスタンディングフォームを身につける」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/01/702b00edba37f5927e1dbdcca2592939b465b8b2_xlarge.jpg)
After
教わった通りのフォームで走ってみると、教わる前より乗りやすいし、写真で見てもちょっとかっこよくなりました! 座る位置と膝の位置が明確に変わっているのがわかりますよね。