KTM、ハスクバーナ、GASGASの2022年エンデューロモデルはさほど大きな変更点はなく、全体的にサスペンションのセッティングの見直しが行われるに留まった。だからこそ、敢えて今問いたい。いったいこの豊富すぎるラインナップから何を買うべきなのか…を!

アメリカ市場を席巻する、絶大なブランド力「ハスクバーナ」

次にハスクバーナについて触れていこう。ハスクバーナはロイヤルエンフィールド、トライアンフ、ハーレーダビッドソンらと並ぶ世界最古のバイクメーカーの一つ。そのモーターサイクル史は1903年まで遡る。かのスティーブ・マックイーンが愛したブランドということもあって、北米の信仰ぶりは凄まじいもの。ハスクバーナがラグジュアリーな路線を担うのは、そういった歴史を踏まえたものだ。

画像: Husqvarna TE150i ¥1,155,000 KTM同様2020年モデルから追加されたTE150iも2021年モデルで高回転域の出力特性を伸ばしてきた。2020年モデルしか乗ったことがなかったという水上は、今回の試乗で大いに感心していた。

Husqvarna
TE150i
¥1,155,000
KTM同様2020年モデルから追加されたTE150iも2021年モデルで高回転域の出力特性を伸ばしてきた。2020年モデルしか乗ったことがなかったという水上は、今回の試乗で大いに感心していた。

とはいうものの、KTMとハスクバーナどちらを選ぶか、というのは、日本のエンデューロライダーにとっては答えの出ないテーマのようなもので、各地で議論が交わされてきた。大きな違いとしてピックアップされるのは、リンクの有無だ。リンクレス機構を採用するKTMに対し、ハスクバーナは世界の他のメーカーと同じようにリンク機構を備えている。

画像: Husqvarna FE250 ¥1,350,000 KTMと比べてサブフレームの剛性が高く、よりコントローラブルな反面、少しギャップを拾う。シート高は高めで、メリットと感じるかデメリットと感じるかは乗り手次第。

Husqvarna
FE250
¥1,350,000
KTMと比べてサブフレームの剛性が高く、よりコントローラブルな反面、少しギャップを拾う。シート高は高めで、メリットと感じるかデメリットと感じるかは乗り手次第。

「リンクレスのデメリットが解消されてきたとはいえ、やはり両者の特性には大きな違いがあります。それが顕著に分かるのが、JNCCなどでよくある荒れた長い下り坂ですね。こういうシチュエーションではリンク式の方が圧倒的に疲れません。ギャップの吸収性がよく、優しく包み込んでくれる感じです。また、ハスクバーナとKTMの違いで言えば、サブフレームですね。KTMはアルミですが、ハスクバーナはカーボンを採用していて、その形状も3ピース構造になっています。カーボンって、アルミよりも柔らかそうな印象がありますが、実はかなり硬いんです。構造のせいもあって、ハスクバーナのサブフレームはものすごく剛性が高いんですよ。だからハイスピードでコーナーを立ち上がっていくようなJNCCのトップライダーは、メリットを感じるかもしれませんね」

画像: Husqvarna TE250i ¥1,280,000 ハスクバーナに限った話ではないが、250ccまでの2ストロークモデルはナンバーを取得して公道を走ることが可能だ。分離給油で、6日間の競技を楽々こなせる耐久力を持ち、懐も深い。今ではトレールマシンとしても優秀。

Husqvarna
TE250i
¥1,280,000
ハスクバーナに限った話ではないが、250ccまでの2ストロークモデルはナンバーを取得して公道を走ることが可能だ。分離給油で、6日間の競技を楽々こなせる耐久力を持ち、懐も深い。今ではトレールマシンとしても優秀。

ハスクバーナはKTMよりも、前述したカーボン製サブフレームなど高価なコンポーネントで仕立てられており、価格も高い。いわばKTMファミリーの中ではプレミアラインなのだ。

画像: Husqvarna FE350 ¥1,430,000 ハスクバーナの2022エンデューロモデルは、例年ブルーを採用していたシュラウドのカラーにグレーを抜擢。大きくその印象を変えてきた。なお、モトクロスモデルはブルーのまま。

Husqvarna
FE350
¥1,430,000
ハスクバーナの2022エンデューロモデルは、例年ブルーを採用していたシュラウドのカラーにグレーを抜擢。大きくその印象を変えてきた。なお、モトクロスモデルはブルーのまま。

「高級路線のイメージのためなのか、メーカーのバックボーンや世界観からか、ハスクバーナはガチガチにレースに出るだけじゃなく、街乗りに使ったり、ラリーや林道ツーリングに使ったりしてもオシャレに決まりますよね。ディーラーも福岡のスピードモーターガレージさんや埼玉の原サイクルさんなど、幅広い遊び方を提案しているところが多いイメージです」と水上。

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