2020年、2021年とダカールラリーを連覇してきた日本のホンダ「Monster Energy Honda」が走らせているマシンCRF450RALLYは、かなり特殊なモーターサイクルだ。2022年において、ホンダが走らせるオフロードバイクのファクトリーマシンとして、数少ない市販車先行マシンではなく、ただダカールラリーのためだけに仕立てられた経緯を持つ。エンジンもCRF450RALLYだけにしか搭載されていない、DOHCの450ユニットである。
![画像1: ダカールラリーを走る、2022年式CRF450RALLYの足下](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/01/08/08fa123873e1f014d1db01192f62fd68708b6e27_xlarge.jpg)
![画像2: ダカールラリーを走る、2022年式CRF450RALLYの足下](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/01/08/360a6646e1cbd987b71394ede01e78fe332470ca_xlarge.jpg)
2022年のマシンは、これまでの歴史を継承する熟成版。45kW(61PS)以上と公表されているDOHCエンジンだが、南米ステージとは異なり、最高速よりもエンデューロ的な中速域が重視される昨今の事情にあわせた仕様と目される。
![画像3: ダカールラリーを走る、2022年式CRF450RALLYの足下](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/01/08/9b721434bead23a13afd01a8e6c371da55bcbfa6_xlarge.jpg)
ロードブックを中心とした、ラリータワー。各々のライダーの好みにあわせてセットアップされる。
![画像4: ダカールラリーを走る、2022年式CRF450RALLYの足下](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/01/08/007caa2339d5f42eb57a94eed4ac171134e0a511_xlarge.jpg)
34.7Lの燃料タンク。ダカールラリーの航続距離を鑑みたもの。
![画像5: ダカールラリーを走る、2022年式CRF450RALLYの足下](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/01/08/e2f500718502b3b2732591cec2619aec0666d9df_xlarge.jpg)
テールランプは薄型のLEDで、高級車のようなルック。