トランポを選ぶとき、クルマも好きだからワーゲンバスつまりタイプ2をトランポにできないか、考えた人は手を上げなさい。はい。そうですね、エンジンがどどーんとリアに載っているんで、タイプ2をトランポにするには、サイドドアからバイクを積まなくてはならない。まぁ、それでもタイプ2をトランポにしちゃった人たちも、知ってるけど。でも、今度復刻されるワーゲンバスの現代版「ID.Buzz」ならEVなんでリアゲートもしっかりあるから、長年の夢もかなうかも!
VOLKSWAGEN
ID.Buzz
ID.Buzzは、コンセプトカーとして発表されてから、市販車の登場が待ち望まれていたモデルだけど、このたび欧州でいよいよ実車がお披露目。5月には受注を開始し、秋には欧州でマーケットインするとのこと。ハイブリッドではなく、77kWhのバッテリーを搭載、モーターは150kWで、タイプ2同様にリア駆動ってところもニクイ。
発売されるのは、ワゴンタイプとバンタイプ。
ワゴンタイプは、フルサイズのバイクを積むには少し苦しそうだけど…
バンタイプは、欧州のパレット(1200×800 mm)を2つ積めることがPRされている。つまり、荷室長は1600mm以上。この数値はだいたいステップワゴンと同等なので、余裕とは言えなくとも、フルサイズのオフロードバイクを積むことができると推測される。ワゴンタイプも、工夫すれば積めるのかもしれない。
コンセプトカーは、あまりに未来的だったコクピットも、市販車然となった。こちらはバンのコクピット。もちろん、最新の電子制御が組み込まれていて、トラベルアシストと呼ばれる自動運転も注目したいところ。
日本にも正規輸入されることを、大いに期待したい!