たとえば、いまYZ125を購入するとブリヂストンのX20を装着している。X20は、ミディアムソフトに位置するタイヤだが、あまりに広範囲に使えることから、多くのモトクロス/エンデューロライダーが「とりあえずX20」と選べるものになっていた。だが、今度登場したのは本来その「とりあえず」におさまるべきミディアムタイヤX31。

 

画像1: これさえ履いておけば、間違いが無い。ハード路面へレンジを拡大、ブリヂストン X31ビギナーレビュー
画像2: これさえ履いておけば、間違いが無い。ハード路面へレンジを拡大、ブリヂストン X31ビギナーレビュー

BRIDGESTONE
X31

タイヤサイズタイヤサイズ
FRONT80/100-21 51M TT (NHS)REAR110/90-19 62M TT (NHS)
90/100-21 57M TT (NHS)120/80-19 63M TT (NHS)
110/100-18 64M TT (NHS)
100/90-19 57M TT (NHS)

ラインナップは、125〜450のモトクロッサーに対応するだけでなく、18インチもリリース。JNCCなどのクロスカントリー、あるいはオンタイムエンデューロにおいてもタイヤ規制がなければ使用することができる。

サンドに隠れた岩盤まで対応する

画像1: サンドに隠れた岩盤まで対応する

テストで走行したのは、千葉県の富津SS。ここはサンド質ながらも、サンドの下に固い路面があって、非常に走りやすい。埋まるようなサンドがあるセクションもあり、ミディアム〜ミディアムソフト近辺がガッチリマッチする。ライダーは編集部稲垣。恐れ多くも、ビギナーレベル代表としてレビューさせていただく。

それまで標準で履いていたX20を使っていたので、特にX20とは比較しやすかったのだが、最も感じたのは初級に位置するライダーの腕では、125ccでタイヤをブレイクさせることが難しいほど、グリップ力が高いことだ。近年、全日本モトクロスにおいてはほとんどのラインがグリップラインで、かっこよくルーストがあがることが少ない。タイヤが横にスライドすることがあまりなく、ラインを正確にトレースするほうが、速いということなのだろうが、このX31はそういう乗り方を富津SSではライダーに強制するように思う。

画像2: サンドに隠れた岩盤まで対応する

サンドが深くなるようなセクションにおいては、X20のほうが上だと感じたが、その差はわずかだ。ブリヂストンが発表しているレンジ表では、ソフト路面に対しての対応力を、旧モデルX30よりも狭めているとのことだが、これはかなり上級クラスだけに関係することではないだろうか。試していないが、これだけ走るなら、ミディアムソフトが必須なつるつるなマディ路面でも、X31で十分に対応するだろう。なお、先日のHSR九州では、サンド路面の割合が多く、X31ではなくX20を選ぶライダーが大半だったと聞いている。

画像3: サンドに隠れた岩盤まで対応する

リアタイヤは、千鳥配置のセンターブロックを踏襲。キャッスルブロックのグリップ感のタレなさは公表なのか、昨今ブリヂストンタイヤでは定番の機能になった。ブロック間を渡すブリッジ剛性も高く、空気圧を落としてもヨレ感は非常に少ない。

現在、国産のブリヂストン、ダンロップの二大巨頭がモトクロス界隈は席巻。海外含めた実戦テストにおいて、モトクロスへの進化を続けている。エンデューロ、オフロードの進化の方向とはまた違い、深くディープに掘り下げられているのが特徴だ。近年は、どのレンジのタイヤもレンジを拡大する方向で、苦手なセクションをつぶしていくような進化傾向にあったが、このX31はどうも少し毛色が違うように感じる。より、メジャーなトラックにおいて、最大の効果を発揮できるようになった、と感じる。ただ、僕らビギナーレベルでいえば、このX31の頼りがいあるグリップ性能は、X20よりもマルチにつかえるのではないかと思う。

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