日本でモトクロス史上初めてAMAのファクトリーチーム「プロサーキットカワサキ」で活躍する下田丈。8月20日の第10戦バズクリークでは3勝目をマークした
画像: 写真は2022年Rd.1 FOX Racewayにて

写真は2022年Rd.1 FOX Racewayにて

下田丈 VS ローレンス兄弟

シーズン前からタイトルホルダーのジェット・ローレンス、そしてその兄であるハンター・ローレンスと、下田丈の対決になるだろうという下馬評だったが、終盤になるにつれてその様相はさらに激化してきている。下田はここまで2つのヒート優勝をあげてきた。

タイムドクオリファイではジェットに勢いがありトップタイム。2番手タイムにジャスティン・クーパー、3番手に下田が入る。4番手にはRJ・ハンプシャー。ハンターはふるわず下田の1秒落ちであった。モト1はマイケル・モシマンがレースを先行するもののハンプシャーがトップを奪い、2位にはジェット、下田は3位の順。

モト2ではジャスティン・クーパーがオープニングラップを奪い、下田が2番手で隙をうかがう展開。宿敵ジェットが出遅れて12番手からの追い上げレースとなった。下田は序盤早々にレーンを違えてクーパーをセーフティにパス。周回ごとにリードを拡大していき余裕のあるチェッカーを受けた。モト2でもやはりハンプシャーの調子がよく2位まで浮上。昨年のレッドバッド以来、1年ぶりの総合優勝をゲット。ジェットはハンターと共に順位を上げていき3位へ。

ハンターがこのモト2で転倒を喫し9位でのフィニッシュとなったことで、下田はハンターをこのレッドバッドでランキングでも抜き、2位へジャンプアップ。残り4ヒートの状況でジェットは433pt、下田396pt。初チャンピオンの座をかけて37pt差を追いかけることになる。

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