現地時間7月8日、アメリカ・マサチューセッツ州のサウスウィックにて、AMAプロモトクロス第6戦が開催されました。

ここまで5戦を終えて、Monster Energy/Pro Circuit/Kawasakiの下田丈はランキング8位。ちょうどシーズン折り返しのレースとなるこのラウンドで、まだ勝ち星をあげられていない下田丈がいかに挽回していくかに注目が集まります。

画像1: 下田丈が今季初V、折り返し地点で復活の狼煙

予選を総合11位で通過した下田は、モト1は中央アウト寄りからのスタート。1周目を14番手で通過し、そこからレースを通して徐々に追い上げていきます。10分ほどでトップ10にまで上がりレース終盤には8番手に。さらにそこから計時終了後に2台をパスし、6位でレースを終えました。
レースはトム・ビアレが初優勝を飾り、2位はレースの大半でトップを独走するも転倒があったジャスティン・クーパー、3位にRJハンプシャーが入りました。ポイントリーダーで4番手を走行していたハンター・ローレンスは、まさかの計時終了後ラスト2周のところでマシントラブルが発生、エンジンから白煙が上がりリタイヤに終わり、前戦のモト2からノーポイントが続くという悲劇に。

モト2もモト1と同様中央アウト寄りのグリッドについた下田は、スタートを成功させ、ビアレに次いで2番手で1周目を抜けます。スタート後すぐからビアレと下田の2人が飛び抜けた速さを見せ、2台は後続を引き離していきます。下田はビアレの1秒ほど後ろをコンスタントに走りますが、レース中盤、徐々にその差を詰めていき、12分経過時点で、フィニッシュジャンプでビアレをパス、トップに立ちました。そしてその後下田はすぐに独走体制に入り、そのままゴール。今シーズン初優勝を果たし、オーバーオールでは今季最高位の3位を獲得しました。

モト2の2位はジャスティン・クーパー、3位はトム・ビアレで、ビアレはモト1の自身初優勝に続き、オーバーオールでも初優勝をおさめました。一方で、ポイントランキング上位勢のハンター・ローレンスは8位、ヘイデン・ディーガンは10位と振るわず、総合順位はそれぞれ13位と6位。この結果により、ランキングに変動があり、トップがディーガン、ローレンスが5ポイント差で2番手に落ちています。3位はハンプシャー、下田は今回の好成績によりランキング4位まで順位を上げています。

下田丈(Monster Energy/Pro Circuit/Kawasaki)
「今年はずっと苦戦していて、こんなことになるとは思っていませんでした。そんな中、ずっとプッシュをし続けて、チームも自分以上に良い仕事をしてくれました。今日はものすごく楽しかったので、このトラックにまた来年戻ってくるのを楽しみにしています」

画像: Pro Motocross 250 Class Highlights | Southwick National 2023 youtu.be

Pro Motocross 250 Class Highlights | Southwick National 2023

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