2023年からはじまった、AMAのプレーオフ戦。3戦で争われるこのシリーズで日本人の下田丈が快挙を目前としている

スーパーモトクロスと下田丈

画像1: スーパーモトクロスと下田丈

2019年にAMAでプロデビューを果たし、現在はアメリカを代表するチームであるモンスターエナジー・プロサーキット・カワサキのエースとして快進撃を続けている下田丈。AMAにシーズンを通して参戦する日本人はこれまでにもいたが、AMAの顔と言えるほどにプロライダーとして活躍した例はなかった。AMAにおける「日本人初」の記録は次々と下田によって塗り替えられていき、悲願の初チャンピオンにも手が届く位置までやってきている。2021年のスーパークロスイースト、2022年のプロモトクロスではともにランキング2位であと一歩、今季は負傷からのリカバリーに苦しめられたものの、プロモトクロスではランキング3位。特に後半戦では立て続けにヒート優勝をものにしていて、その好調は現在も続いている。

画像2: スーパーモトクロスと下田丈

1年を通した最強ライダーの決定戦、スーパーモトクロス

2023年からはじまったスーパーモトクロスはレギュラーシーズン後に行われる、いわば野球やアメフトでいうところのプレーオフのようなシリーズだ。AMAスーパークロス、プロモトクロスはこれまでどおり別個のシリーズとして存在している。スーパーモトクロスはこのスーパークロス・プロモトクロスのランキング上位勢だけで争われるもので、まさに450/250各クラスの最速ライダーを決めるイベントとなっている。全3戦で争われ、プロモトクロス終了後に第1戦、第2戦とプレーオフ戦がおこなわれ、第3戦は“Final”と位置づけられる。一応、この1〜3戦でポイントランキングを争うものの、ポイントスケールは以下のとおり。

画像1: 1年を通した最強ライダーの決定戦、スーパーモトクロス

1→3戦へと進むにつれて、ポイントが多くなっていく仕組みだ。プレイオフ1〜2戦のポイントに意味がないというわけではないが、最終戦の価値が非常に高い。

画像2: 1年を通した最強ライダーの決定戦、スーパーモトクロス

2戦を消化した現時点でのランキングはこのとおり。トップのハンター・ローレンスとは3ポイント差。最終戦では1−2位の差が9ポイントがつくため、ヘイデン・ディーガンまで自力優勝の可能性が残されている。ハンター、下田、ディーガンの3名は勝てばチャンピオンを獲得できるという状況だ。

この緊迫した最終戦に、Off1では現地取材を敢行する予定。リアルタイムのレポートを、ぜひお楽しみに!

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