スタート直後のステップオン・オフが、キーになりそう
さて、これを書いている2月14日は下田丈にとって初のスーパークロス「プレスデイ」。その名の通り、プレスのためにプロライダーがプレビューランをする。このプレスデイは、全コースを使わないことが多いが、それでも1戦ごとにスペシャルコースが用意されるスーパークロスでは、とても大事な「下見走行」の時間でもある。
走行前から、下田が気になっていたのは、スタート直後のセクションだ。
![画像1: スタート直後のステップオン・オフが、キーになりそう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/02/15/b77d77e488286637e7f04688b97cd39e2baf5675.jpg)
特に、ステップオンでテーブルに乗ったあとのオフの処理が悩みどころ。真ん中のシングルはプロクラスなら無視できるものだが、そのあとのステップオフに乗るか、3つあるいは4つ飛び越えてタイトターンに突っ込むか。「その後のリズムセクションも難しいです」と下田。「すでにプレスデイなのに、トラックは荒れていたので、明日はもっと荒れると思います。3連も難しいかもしれない」と話す。
![画像2: スタート直後のステップオン・オフが、キーになりそう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/02/15/1d0ddc6f57230962560e983a72d1bce4c55b973d_xlarge.jpg)
![画像3: スタート直後のステップオン・オフが、キーになりそう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/02/15/e4fba66fa23ea5ebd8318f04005486f62e48ecc1_xlarge.jpg)
![画像4: スタート直後のステップオン・オフが、キーになりそう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/02/15/47b7eee8b715bb38c0f6cb1b87bca2b36ca61fae_xlarge.jpg)
下田含め、多くのライダーがこのステップオン・オフからタイトコーナーへのつながりを、他のライダーに見せないようにクリアラップで試していた。このセクションで駆け引きをするなら、この時点で勝負できるラインを構築する必要がある。そして、それを知られないことは、大きなアドバンテージになるというわけだ。