画像3: 4kgの軽量化以上の軽いフィーリング

中村氏の印象は、さらにその軽さを強調するものだった。

「最初に旧型を乗ったのですが、みんなが言うほどそんなに悪いバイクではなく、普通に楽しく走れるじゃん、という感触でした。しかし、数字上では4kg軽くなった新型に乗ると、体感的には10kg以上軽くなったのではないかというくらい感じましたね。

イメージとしたら新型は細い・軽い、旧型は太い・重いそんな感じです。

新型の方は、オフロードを走っていてそこに行きたいって時に比較的行ける(操作しやすい)、しかし旧型は、そこに行きたいんだけど行けないような(行きづらい)感じ。

画像4: 4kgの軽量化以上の軽いフィーリング

スロットルレスポンスも同じエンジンとは思えないくらい別物だった。こんなに日本の法規制に対応しつつもここまで軽やかでシャープでトラクションもしっかりしてる、こんな作りができることに驚いてます。

新型に乗ってから旧型に乗ってみると、股下から後ろに何か卵のような大きい物体を積んで走っているような感じを改めて体感しましたね。ギャップを超えるとボヨーン(遊び?ゆらぎ?)としてしまい、それがどのボヨーンなのかわからないくらいずっとゆらゆらしているので何かどうこうしようという気にはなりませんでした」と。普段ロードバイクの評価をプロとしてしている中村氏は、辛口で知られているものの、この太鼓判である。

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