恐怖心なく、楽しくアクセルを開けられるのは
地道なフォーム練習のおかげ
![画像1: 恐怖心なく、楽しくアクセルを開けられるのは 地道なフォーム練習のおかげ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/15/4c770b00080a506f2067cdd2a5bd84c74cfb8636_xlarge.jpg)
何回目かに「おおっ!」という声が聞こえました。フロントが浮いたようで、小方選手やスタッフさん、周りで見ていてくれた方から歓声が上がります。ただ、これは自分では全くわかりませんでした。それでも「今の感じでもっとアクセルを開ければ良い」という小方選手の言葉を信じ、そこからさらにアクセルを足していきます。不思議と「怖い」と思う気持ちは全くなかったので、どんどんとアクセルを開ける量を増やしていきます。
![画像2: 恐怖心なく、楽しくアクセルを開けられるのは 地道なフォーム練習のおかげ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/15/cc97932f3825cd69592641c564e3beb9dbd76095_xlarge.jpg)
すると、その数回後にフワッと浮いた感覚。「飛んだ!」と思った瞬間、周りからも「おお〜!!!」とさっきよりも大きな歓声が聞こえてきました。
やったー!!!
もうめちゃくちゃに気持ちよかったです。客観的に見たら少し浮いているかな、という程度だったと思いますが、バイクでジャンプを飛ぶ感覚は今まで体験したことない楽しさでした。
アクセルを開けることや飛ぶことに対する抵抗や恐怖は全くなく、ひたすらに楽しかったです! これはこれまでの3回のレッスンを通じて基礎のフォームを作っていき、丁寧にステップを踏んで飛ぶ練習を積み重ねてきたから、だそうです。
楽しくて楽しくて、ニコニコしながらその後も何度も挑戦していきます。3回に1回ほどアクセルの量やタイミングがドンピシャにはまって飛ぶことができ、その度にもっと楽しくなっていきます。
上り坂の基本姿勢はここまでずっと練習してきたので自然にでき、アクセルに集中して坂に向かいます。飛んだ後の着地は膝とバイクが勝手にやってくれるので怖くありませんでした。これも、前回、前々回と地道な上り下りのフォームの練習を重ねたからだと思います。もっと飛びたい、もっと飛びたいとアクセル量をさらに増やしていき、ひたすらに練習を重ねます。
![画像3: 恐怖心なく、楽しくアクセルを開けられるのは 地道なフォーム練習のおかげ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/09/15/b2013c66d96f23d7752658462eaf29b0256e9cc5_xlarge.jpg)
その後も時間の許す限り、小さなシングルジャンプに移動し、さらに練習をします。ここではフロントはほぼ毎回浮かせることができ、勢いよく飛び出していけました。