現地時間7月1日、アメリカ・ミシガン州のレッドバッドMXにて、AMAプロモトクロス第5戦が開催されました。

前戦から1週のインターバルをはさんで挑む今回。Monster Energy/Pro Circuit/Kawasakiの下田丈には3戦連続表彰台獲得の期待がかかります。

画像1: AMAプロモトクロスRd.5、下田丈は8-5でオーバーオール7位

イン側からスタートしたモト1、下田はスタートで7番手、1周目通過時点では6番手でレースを開始。スタートから5分ほど経った時、3番手争いをしていたトム・ビアレとチームメイトのライダー・ディフランチェスコがジャンプで接触し転倒したことにより、4番手に上がります。
その後、前を走るチームメイト、セス・ハマカーを追い、そこに後ろから近づくジャスティン・クーパーと共に3台の集団を形成。下田はクーパーを抑えつつもハマカーの前を狙い、3台はだんご状態になりバトルを展開します。

レース中盤に差し掛かり、下田はハマカーをパス。後ろのクーパーに転倒があったこともあり、3台は離れ、下田は3番手で単独走行を始めます。ですがその少し後、下田は転倒を喫し、8番手まで順位を落としてしまいます。レース終盤に、序盤の転倒から追い上げて6番手を走行していたビアレが再度転倒し、下田は7番手に。そして計時終了後、前を走るマックス・ボーランドとの差を詰めて後を追いますが、抜くことはできず、モト1は7位でゴール。

しかし、レース後の裁定でコース外走行が認められ、下田にワンドロップポジションのペナルティが課されたため、結果は8位となりました。レースはホールショットを決めたハンター・ローレンスが独走優勝。2位にヘイデン・ディーガン、3位にRJハンプシャーと続きました。

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モト2もモト1と同じくインからスタートした下田は、リーヴァイ・キッチン、ディーガン、ビアレに続き4番手で1周目を通過します。中盤、スタートから下田の真後ろを走っていたクーパーが下田をラロッコズリープでパス、5番手に後退。その後は前後とも差が開き単独走行になり、そのまま下田は5位でゴールしました。モト1は8位、モト2は5位で、オーバーオールは7位、ポイントランキングでは8位につけています。

レースはキッチンが初優勝。2位にビアレ、3位にディーガンが入り、ディーガンはオーバーオールで初優勝を飾りました。また、ポイントリーダーでレース1ウィナーのハンター・ローレンスは、スタート直後に多重クラッシュに巻き込まれ、リタイヤに終わりました。

画像: Pro Motocross 250 Class Highlights | RedBud National 2023 youtu.be

Pro Motocross 250 Class Highlights | RedBud National 2023

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