裏側トラクションが秀逸だ

加えて、この20モデルでは「裏側トラクション」がいいのだと和泉は言う。

画像: 裏側トラクションが秀逸だ

「これは、成田匠さんの言葉なんですが、たとえばステアを上がるときのことを考えてみてください。開けっ放しでステアをのぼることってあまりないですよね、丸太越えなんかも、スロットルを戻しながら登るのが普通です。その戻した時の、コロコロって転がる部分で粘りがないエンジンは、ストールしてしまう。ここのことを、裏側トラクションって呼んでいるのですが、ベータはこれまでここが強かった。しかし、18-19モデルではここが薄くなっていたんですが、20モデルになって戻ってきた。クランクの問題ではないと思うのですが。特に、300は秀逸です」と和泉。

エンデューロは、欧州型のオンタイムエンデューロか、あるいは世界的にブレイクしているハードエンデューロか、岐路にある。ベータの場合、ハードエンデューロには目もくれず、エンデューロGPでタイトルを欲しいがままにしているが、日本では特にハードエンデューロにおいてとても人気がある。それは、この裏側トラクションであったり、ボトム付近での扱いやすさに起因する。

和泉によれば、特に300の開けたときのパワーの凶暴性が、上がっていると言うが、特に低中速での扱いやすさや、トルク感、そしてバランサーが加わったことによるトラクションの良さは、よりハードエンデューロ方面にその人気を延ばしそうだ。ベータ開発陣が意図している、いないに関わらず。

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