モトクロス大国であるアメリカ、そして世界グランプリを持つ欧州において、活躍できる日本人がいなくなって久しい年が続いた。興行的に最高峰のAMAスーパークロスでは、成田亮の3位表彰台を最後としていたが、2020年を境に時代は変わろうとしている。現18歳、AMAのプロクラスで活動する、下田丈の台頭だ。甘いマスクに、すらっとした長身、世界を狙えるポジションで戦う下田の2021年現在をまとめてみよう。

ポイント8「拠点は、モトクロスの聖地カリフォルニア」
30分圏内に、著名なレーストラックが山ほど

速くなるには、環境を整えるべきだ。その繰り返される明言に沿って、下田は85cc時代からアメリカのカリフォルニアに拠点を移した。広大なカリフォルニアでも、ロサンゼルスからは遠い地域で荒野が拡がっている。最高の環境をもつ下田の家は、これまで多くの日本のライダーを受け入れ、モトクロストレーニングのための施設としてファシリティを提供する「Socal MXTF」としても有名だ。

画像: Socal MXTF

Socal MXTF

シーズンオフは「エルシノア、グレンヘレン、スターウエストのスーパークロスコースによく行っています。あとは、プロサーキットのスーパークロスコースが2つあるんですが、テストや練習で通いました。

グレンヘレンの近くにあるプロサーキットのスーパークロストラックは、イカレてますよ。フープスはめちゃくちゃ深いし、ジャンプも思い切り長いんです。1日でセス・ハンメーカー(2021ルーキー)が4回フープスで転んだくらい、難しい。絶対本戦では使わないような難易度なんですよ。マカドゥとか、フォークナーが難しすぎるってクレームを何度もつけて、ようやく走れるようになるくらい難しい(笑)。コロナにあるプロサーキットのトラックは普通なので、管理人のせいですね(笑)」と話す。

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