2010年、熊本県御所オートランドで伝説のハードエンデューロレースが開催された。当時まだハードエンデューロを知らなかった人でも名前だけは聞いたことがあるだろう、「G-IMPACT」だ。優勝は日本人唯一のエルズベルグロデオ・フィニッシャー、田中太一。準優勝は水上泰佑。現在の全日本ハードエンデューロ選手権G-NETの歴史はここから始まった。そして、それから12年を迎えようとする2021年12月、特別選抜戦として行われた「BIKEMAN Presents Ultimate Enduro Cup」は、このG-IMPACTのコンセプトを受け継ぐ記念すべきレースだったのだ。

戦いを終えて
賞金10万円は山分け!?

画像: 表彰式。左から田中太一、山本礼人、藤原慎也、柴田暁、藤田貴敏。

表彰式。左から田中太一、山本礼人、藤原慎也、柴田暁、藤田貴敏。

優勝は藤原。準優勝は山本。3位は柴田というリザルト。

実はこのレース、優勝賞金が設定されていた。エントリーフィーが無料で全ライダーが招待で、しかも賞金まで出る。これはメインスポンサーであるBIKEMANの協力によるものだ。

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賞金は全部で10万円。もしも藤原が一人だけ完走していれば総取りだったが、完走は果たせなかったため、藤原が5万、山本が3万、柴田が2万という形で行き渡った。

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藤原慎也
「今日はG-NETの中でも特別選抜戦で、しかも異種格闘技戦(JNCCなど他競技からの参戦があり、モトクロスやトライアルのトップライダーが参戦している)ということで、絶対に勝ってやろうと思って来ました。ハードエンデューロで初優勝、本当に嬉しいです!

最初のSUGOアタックエンデューロでは谷に落ちてリタイヤだったんですよ(笑)。今日は『やり直しキャンバー』までは柴田選手と二人でトップ争いだったんですけど、あそこでアヤト(山本)、ロッシさん(高橋)、太一くん(田中)に抜かされて、『K猫の細道』でみんな詰まってしまって、その後細い丸太が2本あるセクションでトップに立ってからはずっと一番でした。最後の沢はもう本当に地獄でしたね。全身が攣りました。

バイクはGASGASのEC250をビバーク大阪さんで僕用に色々セッティングしてもらったんですけど、今日初めて乗ったんですよ。低速の一番下の方がすごく使えるので、キャンバーからのZのヒルクライムとかすごく乗りやすかったです」

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山本礼人
「めちゃめちゃ難しかったです。過去一番ですね。僕のバイクのトリップメーターで4.4kmしか進んでないんですよ。4時間かけて。そんなバイクのレースあります? 丸太とかちょっとした窪みとか細かいセクションがいーっぱいあるんですよ。そういうところトライアルの選手はすごく上手いんですけど僕らはミスったりバックしたりするから、ちょっとずつ疲れていくんですよね。本物のトライアルIASライダーや、憧れの田中太一さんの走りを間近で見られて、すごくタメになりましたし、その中に食い込めたことが本当に嬉しいです」

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柴田暁
「予選ではかなりメンタルやられちゃいましたが、決勝では運よくいいところで走れました。僕はとにかく体力がなくてセクションごとに休憩しちゃうので厳しかったです。特に『K猫の細道』はもう辛すぎて。セクションの看板に『爽やかな散歩道だよ』とか書いてあって、あの看板は忘れられませんね。

『やり直しキャンバー』でも『K猫の細道』でもアヤトさんのバイクやリアタイヤを踏んでいって、僕はここに立てています。運が良かっただけです。本当にこれだけの規模の会場を使わせていただいて、こんなに楽しい思いができるのは本当にありがたいです」

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田中太一
「こんなに疲れるマーシャルがあるのか、と思いました。レース中に何回か藤田さんに遭遇したのですが、その度に殺意が芽生えてましたね(笑)。『30分延長、さらに延長』まるで飲み屋にでも来てるようなね。

僕の率直な感想ですが、日本のハードエンデューロもレベルが上がりましたね。タイヤとかバイク、使う道具に関してもすごく進化していて、久しぶりに来ましたけど、驚きが大きかったですね。あとライダーのレベルも、やっとアヤトがチャンピオン取ったりとか、時代は進んでいってるんだな、と。また機会があったらぜひ呼んでください」

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これで2021年のG-NETは全スケジュールが終了し、年間ランキングも決定した。
1位 山本礼人
2位 鈴木健二
3位 原田皓太
4位 水上泰佑
5位 高橋博
6位 佐々木文豊
7位 大塚正恒
8位 藤原慎也
9位 泉谷之則。

また来年も、熱い戦いを期待したい!

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