ハーレーが長年作ってきた「アメリカンバイク」の形があるように、往年の「パリダカ」を象徴する「アドベンチャー」の形がある。多くのバイクは、その形をしっかり守り、いわば売れ線を守ってきた。アドベンチャーでありながら、土の上を走ることを想定していないつくりであっても、その売れ線をだけはしっかり守ってきている。だが、このNORDEN901はまったくそのお作法から外れたバイクだ。アドベンチャーに、スタイルを持ち込む独自のデザイン。その上、土の上を走る性能には、しっかり優れている。なんてことだ。こんなセオリーから外れたバイクが、楽しくないわけないじゃないか。
画像: ネクスト・アドベンチャー。僕等の新しい旅はNORDEN901でスタイルを獲得する

Husqvarna
NORDEN901
¥1,745,000
※写真はオプション装着車(オプション総額 ¥268,616)

またしても、ハスクバーナにやられてしまう

ハスクバーナが、そのブランドをオーストリアに移して数年後、オフロードレーサーのユーザーは戸惑った。モトクロッサー、エンデューロレーサーともに明らかに奇抜なデザインだったからだ。先行開発車が世界戦を走った時も、本当にこの姿で世の中に出るのか! と思った人が多いことだろう。だが、デザインは圧倒的に優れていて、ハスクバーナは性能如何よりもその「スタイル」に個性をもとめることで大成功を収めた。

もう、NORDEN901が発表された2019年EICMAでは、ハスクバーナがそういうブランドであることを皆が知っている。スクランブラーの概念を打ち崩したスヴァルトピレン、ストリートカルチャーをも超越した個性。NORDEN901のアンベイルには、さすがハスクバーナの提案するアドベンチャーだ、という賞賛が送られた。またしても、我々バイクファンは、ハスクバーナの提案する新たなスタイルに「やられてしまう」ことになりそうだ。

NORDEN901のアンバサダーには、イギリスのラリーライダー/アドベンチャーライダーであるリンドン・ポスキットが起用されている。リンドンは、日本にもなんどか訪れていて、世界をレースして旅するプロジェクトを続けてきた。全日本エンデューロに参戦したこともあるし、エルズベルグロデオに参戦したこともある。腕前はかなりのものだが、なによりリンドンが素晴らしいのは、その生き様がかっこいいことだ。このリンドンが起用されてること自体が、NORDEN901のスタイルをもったキャラクターを象徴している。

画像: Norden 901 travel documentary | Husqvarna Motorcycles youtu.be

Norden 901 travel documentary | Husqvarna Motorcycles

youtu.be

NORDENは英語にすると「NORTH」。砂漠を目指すアドベンチャーをイメージソースに使うのではなく、彼らは北へ向かう。

画像: Norden 901 Prototype – Exploring Iceland | Husqvarna Motorcycles youtu.be

Norden 901 Prototype – Exploring Iceland | Husqvarna Motorcycles

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なお、こっちのマイク・ホーンと、シリル・デプレのプロトタイプを使った映像は、刺激的。NORDENはスタイルを持ち込んだだけじゃない。ホンモノの冒険の道具なんだと、いわんばかりに。

画像: またしても、ハスクバーナにやられてしまう

狂ってやがる…。

何でもこれでやってやろう。使い込んできたナイフのような、使い勝手の良さがある

画像1: 何でもこれでやってやろう。使い込んできたナイフのような、使い勝手の良さがある

アドベンチャーバイクを買ったら何をしようか。林道にいくのだろうか。ごく一部のライダーが、ハードエンデューロで遊んでいるのはよく知っているけど、スキルがない自分がそういう遊び方をしようとは思わない。土の上を走るなら、もっと開けられるバイクが楽しいだろう。いまどきのアドベンチャーバイクがよくできていて、狭い林道だって苦も無く走れることは知っているけど、そんなこといったってこいつらが楽しいフィールドは、やっぱりダブルトラック以上のどでかいグラベルロードだ。

そんなことを思いながら、お世辞にも広いとは言いがたいオフロードの試乗コースに入ってみる。たまたま最初に乗ったNORDEN901が、WP XPLOR PROサスペンションが入っていたことが、よくなかった…。

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