藤原慎也ダカールレポート Vol.10 「ヘルメットの中で叫び続けた」白い砂丘の地獄と、6メートルの崖。マラソンステージ生還
メカニックのサポートを受けられない「マラソンステージ」を終え、藤原慎也がビシャのビバークへ帰還した。ステージ9の美しい夕日と、マットのない硬い地面で明かした夜。そしてステージ10、白く柔らかい砂丘で絶叫し、6メートルの崖を飛び降りた満身創痍の2日間。日本のプライベーターは、いかにしてこの地獄を生き残ったのか。現地から届いた独白をレポートする
ステージ9、美しき夕日と激痛の夜明け
マラソンステージ初日となるステージ9(ワディ・アド・ダワシール〜ビバーク・レフュージ)は、トータル541km、SS(競技区間)418kmの行程で行われた。序盤から終盤までハイスピード区間が続く中、渓谷(キャニオン...