広大な国土をもつアメリカや、多くの国々が切磋琢磨してスキルを磨きあっているヨーロッパなど、強いライダーを排出する地域には強いなりの理由があるんだと思う。そこで我が国、日本を振り返ってみると、あまり近隣の各国と交流を持てていないのではないか? 
画像4: もう一人の侍、チバテツ

山本礼人
「今回は、G-NET2019のランキング上位ということで台湾のレースに招待していただけました。自分でお金を払ったのはわずかな森林維持費と航空券だけで、マシンのレンタル費用や宿代、滞在中の食事代などほとんどを竹内さんと杜にお世話になっちゃいました。毎晩のように歓迎会や祝勝会を開いてくれて、とても楽しかったです。

コースは特別長いわけではないのですが、とにかく狭くて、移動路を飛ばしつつセクションでは絶対にミスができないという、結構頑張らないといけないレースでした。特に僕は3列目スタートだったので、スタートして5分くらいで移動路で3台くらいパスして、あとはセクションでミスしているライダーやイゴってるライダーを1台づつ抜いていきました。

ずっとレースをリードしていた韓国の尹は、やはり韓国でも1-2を争うクロスカントリーライダーだけあって、移動路のスピードが全然速かったんです。体もめちゃくちゃ鍛えてて体力もすごいんでしょうね、結局最後のヒルクライムまで追いつけませんでした。タイスケさんは途中で根っこでスタックしている所を抜いて、そのあとK2でまた抜き返されて、という感じで後半は一緒に走ってましたね。

難易度は普通にG-NETレベルでした。一周勝負で、僕の場合は1時間半くらいでゴールできちゃったので、体力的にはそこまで辛いレースではなかったですね。今回使ったタイヤがシンコーの新しい540Xにタブリスで空気圧0.2だったのですが、とても軽くて柔らかいコンパウンドを使っているんです。コンディションがよかったおかげもあって、グリップは最高でしたね。

韓国のライダーはサスペンションまで持ち込んで、かなり本気で挑んでいるように見えました。だって夜の宴会でもお酒を飲んでなかったんですよ。楽しみをだいぶ失ってますよね。英語を喋れる人も多かったので、僕も片言の英語で仲良くなって、コロナが落ち着いたら今度は韓国に遊びに来いよ、と誘ってもらいました。優勝できたことももちろん嬉しいのですが、何よりもこの4日間、美味しいものを食べて、飲んで、愉快なハードエンデューロが大好きな異国の人たちと交流できて、最高の一言に突きました」

画像5: もう一人の侍、チバテツ

水上泰佑
「練習で乗った金曜日は、近年稀に見るほど乗れてない日でした。僕はあまり器用な方ではなく、他人のバイクだとなかなかいつも通りに乗ることができないんです。それがわかっていたので、日本からかなりいろんなパーツを持って行ったのですが、それでもやっぱり馴染めなかった。初めての台湾という環境も精神的に影響があったのかもしれません。初めてのタブリスで、タイヤの空気圧の設定ミスも大きかったですね。普段ならすぐにそこに気づくはずなのですが、テンパりすぎて空気圧という発想にも至らなかった。あんまり乗れてなかったので、土曜日はだいぶ落ち込みましたが、しっかり切り替えて日曜日のレースに挑むことができたのは良かった点だと思います。

レースではくじ引きで日本人唯一の1列目スタートをゲットしたのですが、スタートの旗振りのおじさんが、僕のイン側にぶつかりそうなくらいに出ていて、思い切ったスタートができずに1列目の最後尾、5番手になってしまったんです。前にいた4人のうち2人はあまり速くなかったのですが、何しろ道が狭いので、抜くのに時間がかかってしまって、トップ2人にかなり離されてしまいました。

途中ヒルクライムなどで転倒者を抜いて2番手に上がり、そのまま30分くらい走っていたのですが、タイヤの空気圧を抜いたら今度はグリップしすぎて逆に体が遅れたりして。アヤトや杜、マオ君など後発の上手いライダーに抜かれてしまって一時は6位まで順位を落とすシーンもあったんです。そこで一回深呼吸して落ち着いて。難セクション「K2」でアヤト、杜がイゴってるところを一発直登で抜いて2番手に再浮上。でもそのあとまたアヤトに抜き返されました。後輩なので悔しくはありますが、アヤト上手くなったな、と再確認しましたね。

結果は3位でしたが、今回の旅で台湾や韓国のライダーとすごく仲良くなることができました。尹がぜひ韓国にも来てくれって言ってくれていて、僕も日本のJNCCに招待したいと考えています。そんな素晴らしい交流が生まれたことが、かけがえのない成果だと思います。レベルの高い韓国チームと一緒に走ることでお互いレベルアップに繋がるのではないでしょうか。このような機会をくださったG-NET主催の栗田さん、竹内さん、杜はじめ関係者の皆さんには感謝しかありません」

画像: トライアルクラスで見事に優勝したマオくん。「Do you know Kubo Mana?」と聞いてきたので、久保まな選手のファンと思われる。

トライアルクラスで見事に優勝したマオくん。「Do you know Kubo Mana?」と聞いてきたので、久保まな選手のファンと思われる。

画像: 健闘を称え合うタイスケと杜。きっと何位だったとしても同じ笑顔が見られたはずだ。

健闘を称え合うタイスケと杜。きっと何位だったとしても同じ笑顔が見られたはずだ。

画像: エンデューロAクラスの表彰台。アヤトとタイスケは賞品としてヘルメットその他をもらったが、こちらはマシンを貸してくれたライダーにお礼としてお渡しした。ちなみにこのど真ん中にしゃしゃり出てきたおじさん、全クラスで同じことをしていたのだが、一体何者なのか最後までわからなかった。

エンデューロAクラスの表彰台。アヤトとタイスケは賞品としてヘルメットその他をもらったが、こちらはマシンを貸してくれたライダーにお礼としてお渡しした。ちなみにこのど真ん中にしゃしゃり出てきたおじさん、全クラスで同じことをしていたのだが、一体何者なのか最後までわからなかった。

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