今年は全日本モトクロスやG-NETなどとスケジュールが被ることでライバルである渡辺学、鈴木健二がともにフル参戦できないJNCCは、大きなトラブルさえなければ馬場大貴のチャンピオンは揺るぎないものと見られていた。しかし蓋を開けてみれば第1戦、得意な阪下で渡辺に打ち勝ち、さらに第2戦、広島で鈴木に勝ち、そしてそして、第3戦、鈴蘭でも鈴木を下して開幕3連勝を成し遂げた。フル参戦かどうかなど関係ない。そんな事情がなくても「実力で獲る」と言わんばかりに馬場の勢いは止まらない!
![画像3: BABANA SHOXのスペシャルサスとマディ対策が 功を奏した](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/05/18/38744a626930ae1376996d03e7335016fb063906_xlarge.jpg)
対抗馬として馬場を追ったのは小林雅裕。阪下で4位、広島で3位からの鈴蘭で2位に入ってきた。2ストロークマシンが有利なこのコンディションで、KXを駆って上位に入るのは、さすがの一言。
![画像4: BABANA SHOXのスペシャルサスとマディ対策が 功を奏した](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/05/18/aa33e69f5ce17cff0646df98d241bf96efd01d58_xlarge.jpg)
ガレガレとヌタヌタの登り「ハーフパイプ」では左右に2本のラインがあったが、どちらを選んでもスタックは免れなかった。しかし上位のライダーは勢いを殺さず、自由なライン選びでスムーズに駆け抜けていった。
![画像5: BABANA SHOXのスペシャルサスとマディ対策が 功を奏した](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/05/18/573ada0cbf47b6eaada2b535d02d6194e971f4e2_xlarge.jpg)
一度順位を落としてしまった鈴木も、後半に巻き返して3位に入賞。後半では周回遅れのライダーと接触があり、顔面から流血したまま走るシーンも……!
![画像6: BABANA SHOXのスペシャルサスとマディ対策が 功を奏した](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/05/18/292609f0d9da2b9aabc382592beaf98d1ef8e5bd_xlarge.jpg)
![画像7: BABANA SHOXのスペシャルサスとマディ対策が 功を奏した](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/05/18/f8de953b8bdff7efababb7172d6c0b826b5c0926_xlarge.jpg)
コンディションは、かなり極悪だった。いたるところでこのような渋滞が発生し、マシントラブルに見舞われるライダーも多かった。