ロレッタリン、2日目。下田丈は、午前中に排気量無制限のOpen Pro Sportsクラスヒート1、午後に250 Pro Sportsクラスヒート2へ挑んだ。
鬼門のスタート…Open Proは追い上げて4位
![画像: くじびきで、グリッド順を確保。念願叶った](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/08/01/2d4a747e967e9388ecb736f6e202ffd4c23839b7_xlarge.jpg)
くじびきで、グリッド順を確保。念願叶った
昨日の250 Proは、不本意な結果に終わってしまったこと、スタートでミスをしてしまったことや、様々な要因が下田をナーバスにさせた。
![画像1: 鬼門のスタート…Open Proは追い上げて4位](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/08/01/80644ce7725ea5caf9aeb40e3ca749d7528e94c8_xlarge.jpg)
「会場の音とか、いろんなことで、緊張がとれなかった」という下田は、このヒートでもスタートをミスしてしまう。「後輪が空転してしまっているのがわかりました。飲まれてしまって、出遅れてしまった」
![画像: このヒートの勝者、スウォル。ハスクバーナのエース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/08/01/b69af303193945e3adf3c16c731ba17f366e96a9_xlarge.jpg)
このヒートの勝者、スウォル。ハスクバーナのエース
とはいうものの、最後尾とまではいかず1周目を16位で通過。このヒートは、ジェット・ローレンスやジャレク・スウォルも出遅れてしまう。だが、この二人は下田よりもはやいタイミングで追い上げのペースをつくりだして中盤でトップ争いまで持ち込んだ。下田は「ラインをつなげることができなかった。特にロレッタリンはコースが狭いので、一度ラインを外すとあとあとまで響いてしまう難しさがあります。ペースを上げることができたのは、後半になってから」と言う。その時すでに、ジェットとスウォルは手の届かない位置へ。下田はペースを上げてからは3番手のパーカー・マッシュバーンを捉えるものの、時間切れ。4位に甘んじた。特に、Open Proは20分しかないから追い上げは辛いヒートである。
![画像2: 鬼門のスタート…Open Proは追い上げて4位](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/08/01/0a51bdbb5ca4ae0e5d35dcf83bf61ddd99d841fa_xlarge.jpg)
下田は、作り込んできた体力に分があり、後半にタレてしまうアメリカンライダーを尻目に、グイグイと追い上げペースをさらに追い込んでいける強さがある。このヒートでは、その片鱗を見せつけながらもポディウムを逃してしまうのだった。
![画像: レース後は、スタートについてしつこくトレーナーのヤニングから、指摘](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/08/01/2a2c8042f9c1359f2677a52394547b8eb384bc04_xlarge.jpg)
レース後は、スタートについてしつこくトレーナーのヤニングから、指摘